前回の記事で、株式投資は「正解を当てること」ではなく、
不確実な判断と、そのあとに続く時間を引き受ける行為だと整理した。
ここまで来ると、次にぶつかるのはこの疑問や。
結局、何を信じて判断すればええんやろ?
この問いに、もちろん唯一の正解はない。
でも、「何も決めないまま判断する」のが一番しんどいのは確かや。
株式投資の迷いを解消する3つの方法
株式投資の情報が多すぎる今、
- ある投資家は買いと言う
- 別の人は売りと言う
- どちらも実績がある
こんな状況は日常茶飯事や。
このとき問題になるのは、どちらが正しいかやない。
「自分は、どこまでなら信じてついていけるのか」そこが決まっていないことや。
「考え方」を借りるために”好きな投資家”を見つける
最初から自分の投資哲学を作る必要はない。
むしろ無理や。
だから最初は、
- 今メディアでよく見かける個人投資家
- 優待目的を徹底している人
- 配当を重視し続けている人
こうした人の中から、一人だけ決めればいい。
ここで大事なのは、その人が儲かっているかどうかだけやない。
- どんなリスクを取っているのか
- どんなブレ方を許容しているのか
- そのスタンスを、自分は背負えるか
ここを自分とすり合わせて見る。
もしそんな人がみつからないというときには、
- かっこいい
- この人の考え方が好き
- 話し方や姿勢がしっくりくる
そんな理由でもええと思う。
大事なのは、不安な時間が来たときに、その人の考え方に立ち戻れるかや。
「理解を深めるため」テーマや業界を絞ってみる
次に考えたいのが、どんなテーマや業界を見るか。
これは難しく考えなくていい。
- 普段使っているサービス
- いつも買っている商品
- 仕事や生活で触れている分野
ここから探っていくと、
- 実はあの有名企業が関わっていた
- こんな会社があったんや
という気付きが自然に出てくる。
これは判断の材料を、自分の理解できる範囲に置くそのための絞り込みや。
「なんとなく良さそう」の感覚も大切に
株式投資の売買判断で「なんとなく良さそう」なんていう判断理由はすべきじゃないけど、好きな投資家やテーマを探すのには利用してもいい感覚やと思う。
でも現実には、
- すべてを論理で説明できる判断
- 数字だけで割り切れる判断
なんて、ほとんど存在しない。
大事なのは、
- その判断を、時間と一緒に持ち続けられるか
- 不安になったとき、立ち戻れる理由があるか
や。
投資に直結する立派な理由を語る必要はない。
信じられるかどうか、それだけでいい。
ルールは「信じる対象」を明確にするためのもの
ここで言うルールはもちろん、
- 儲かるための必勝法
- 勝率を上げるテクニック
ではない。
自分は、何を信じて、どこまで耐えるのかこれをはっきりさせるためのものや。
”フェーズ0”の整理
この段階で覚えておくことは、迷ったときに立ち返る基準を持つべきやってこと。
そのためにやることはたったこれだけ。
- 信じて追いかけられる投資家の考え方やスタンス
- テーマや業界を絞り込む
- 2つ以外にも「この前提が崩れたら考え直す」という目安
これがあるだけで、株式投資に参加し、売買の判断をしたあとの時間がかなり楽になる。
”フェーズ0”としてやってきたのは、
- 株式投資やその情報に対する違和感を否定しない
- 株式投資の構造を知る
- 市場に参加するにあたって、何を信じるかを決める
この3つ。
ここまで来て、ようやく「勉強しても振り回されにくい状態」に近づける。






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