”環境価値”って何?CO₂を発生しないクリーンエネルギーの価値。

『でんき0』のサービスについての記事に出てきた”環境価値”っていう言葉。初めて聞く言葉やけど、この概念っていうのは太陽光や風力発電が世間に浸透してきたときからあったものやった。

今回はその”環境価値”の具体的な内容について、『でんき0』の記事の補足的に整理していく。

”環境価値”とはクリーン発電の「電気以外の価値」

『でんき0』の余剰電力買取サービスのところで頻繁に登場する「環境価値」「非化石証書」「J-クレジット」といった言葉。

私は初めて聞いた言葉やったけど、実は再生可能エネルギーの話になると、「電気そのものとは別に価値がある」と説明されることが多いらしい。

ただ調べていくと正直、このあたりは専門用語が多く、読んでいて「結局なに?」となりがちや。

そこでこの記事では、

  • 環境価値ってそもそも何なのか
  • なぜお金になるのか
  • 実際に“モノ”として何か存在するのか

この3点を、中学生でもイメージできるレベルで整理してみる。

“環境価値”を一言で言うと

環境価値とは、「その電気が、地球にやさしい方法で作られたという証明」のこと。

電気は、石炭で作っても太陽光で作っても,コンセントから出てくる時点では、見た目も使い心地もまったく同じ。

でも実際には、大きな違いがある。

  • 石炭 → CO₂が出る
  • 太陽光など → CO₂がほとんど出ない

この「CO₂を出さなかった」という部分だけを切り出したものが、いわゆる環境価値や。

なぜそんな証明が必要なのか

理由はわりとシンプルで、企業が「環境に配慮しています」と説明する必要があるから

ぶっちゃけエゴやけど日本では、電気を大量に使う会社や工場は、

  • どれくらい電気を使ったか
  • どれくらいCO₂を出したか

を、国に報告する義務がある。

ただし問題があって、企業が実際に使っている電気は、

  • 火力
  • 原子力
  • 太陽光
  • 風力

などが全部混ざった状態。

だから、「この会社は太陽光の電気だけ使っています」と、物理的には言えない。

そこで考えられたのが、

「太陽光で作られた分の“証明”だけを買う」

という仕組み。

つまり、この企業が「環境に配慮しています」という証明書はお金をはらってでも買う価値がある。

非化石証書とは何か

非化石証書とは、

「この電気は、太陽光や風力など、CO₂を出さない方法で作られました」という国が認めた電子データ上の証明

と考えるとわかりやすい。

ポイントは次の3つ。

  • 紙ではない(すべてデータ)
  • コピーできない
  • 使ったら消える

「証書」という名前から、紙の書類を想像する人も多いけど、実際は国が関与する仕組みで管理されている電子データ

怪しい民間証明書が勝手に出回っている、という類のものではない。


J-クレジットとは何か

J-クレジットは、非化石証書とは少し考え方が違う。こちらは、「CO₂をどれだけ減らしたか」を数字にしたもの

たとえば、

太陽光発電を導入した ➡ その結果、CO₂を◯トン減らせた

この「◯トン分」を、国が認証してデータ化したものがJ-クレジット。

これも紙ではなく、国が管理する台帳上の電子データとして扱われる。


たとえ話で整理すると

イメージしにくい場合は、こんな例が近い。

  • 電気 → 水道水
  • 環境価値 → 「この水は天然水です」というラベル

水そのものとは別に、ラベルだけを売り買いできるイメージ。

環境価値も、電気とは切り離して扱われる点が特徴。


家庭の太陽光と環境価値の関係

家庭で太陽光発電をすると、

  • 電気ができる
  • CO₂を出さなかったという事実が残る

このうちCO₂を出さなかったという事実が残る、ここが環境価値。

これまでは、家庭で生まれるこの価値は、ほとんど意識されてこんかったけど、ただ最近は、

  • 環境配慮を求められる企業が増えた
  • 環境価値を集めて活用したい需要が増えた

こうした背景から、「家庭で生まれた環境価値をまとめて活用する」というビジネスが出てきている。


環境価値は「怪しいもの」なのか

ここは誤解されやすいので、整理しておく。

  • 環境価値という考え方自体は → 国の制度として存在している
  • 非化石証書やJ-クレジットも → 実際に企業間で取引されている

一方で、

  • いくらで買い取られるか
  • 家庭にどれだけ還元されるか

は、事業者ごとの設計次第

つまり制度は実在するが、得かどうかは中身次第という話になる。


まとめ

  • 環境価値とは → 電気とは別に存在する「地球にやさしいという証明
  • 非化石証書・J-クレジット → 紙ではなく、国が管理する電子データ
  • 家庭の太陽光 → 環境価値が生まれてる
  • 環境価値をどう使うか → 事業者の設計次第

”環境価値”とは実際にモノとして存在しているわけではないが、企業にとってはお金を払ってでも購入したいクリーンエネルギーの’エネルギー以外の部分’であるとわかった。

それを踏まえて『でんき0』のサービスを紐解くと、何で儲けようとしている会社なのかよくわかる。

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